【連載】総合内科医 第12回「避妊ピルの飲み方」

2017年06月23日
桃山先生_L

避妊ピルの飲み方

近年、日本でも避妊用ピルが普及し服用している女性の方が多くなっています。アメリカでは1960年代からFDAにより認可されましたが、そのころに比べると今は種類や量に変化が見られるようになりました。もともと避妊のために作られた薬ですが、服用理由は様々であり、避妊はもちろん、ニキビ、生理痛、子宮内膜症、貧血予防、そして緊急避妊や不妊治療、不正出血、そして更年期障害にも使われます。薬の使い方や副作用には注意すべき事項がありますので、ご使用の際には事前に医療関係者に相談してください。

昔から多く使われている避妊用ピルはパックになってます。そのパックには3週間分の薬が3列並んでいて、4列目の薬は飲み忘れないようにするサプリメント錠です。大事なのは毎日飲むことです。毎日同じ時間に同じものを飲むことによって体内ホルモンのバランスを保つことかできます。これを何日間か忘れてしまうと体のホルモンレベルが自然と低下して出血が始まってしまいます。

薬を服用する時間は朝でも夜でも、食前食後でもいつでも構いません。毎日同じ時間に飲むことが大切です。例えばAさん。水曜日の朝6時に新しいパックを始めました。(木)、(金)と朝6時に飲みましたが、土曜日は朝飲むことを忘れてしまいました。そこで次の薬はいつ飲めばいいのでしょうか。正解はAs Soon As Possibleです。Aさんはその後午後2時に飲みました。そして難しいのはその翌日、日曜日はいつがいいのでしょうか。朝の6時?正午?午後2時?

正解は朝の6時です。とにかく一番最初のスケジュールに戻りましょう。これが48時間以上ずれるようでしたら褐茶色のおりものや出血が始まってもおかしくありません。72時間以上空いたら生理が始まります。もしAさんが日曜日に完全に忘れてしまったら次の日、月曜日には朝6時に倍量の2錠飲んでください。翌日から同じ時間に1錠に戻して飲みましょう。

ピルを飲んでいる間に注意していただきたいことですが、薬は飲んでいる間にしか効かないことです。そして抗生物質などの処方箋薬と同時に飲むとホルモン効果が低下します。従って避妊効果が下がったり、出血や褐茶色のおりものがでやすくなることがあります。また1カ月以内に体重の増減が激しく、体脂肪率の変動があるとピルの効果も大きく左右されます。また副作用も大きく変わるので、体重の変動があった場合には医療関係者にご相談ください。最近の薬は低用量ピルで安全と思われていますが、医療関係者と十分ご相談の上、使用してください。

記事詳細は電子版アプリでご覧いただけます。(661号)
アプリのダウンロードはこちらから。
▶︎iPhoneの方(App Store)
▶︎Androidの方(Google Play)

「総合内科医」バックナンバーはこちらから。

<Yoko Momoyama MD Dupage Medical Group, Ltd>
(Multispeciality group of over 400+ physicians)
1801 S.Highland Ave., Suite 130 Lombard, IL 60148
Tel: 630-627-4722 /(日本語)Tel: 630-880-6427

16歳から100歳までの大人の病やお悩み、及びお体の 多数な質問に応じます。年間一回のAnnual Wellness Visit、糖尿病、高血圧、心臓疾患、甲状腺、通風、生理不順、肥満、不眠症、頭痛、めまい、腹痛、腰痛、関節炎、皮膚病、アレルギー性鼻炎、等などプライマリーケアー(PCP)の診療をいたします。

  • 会社設立 経理会計 2017年05月03日 尾崎会計事務所 会社設立手続きから経理・会計 サポートまで、お客様の夢の実現をお手伝いをします。
  • PR ギフト 和菓子 2017年05月03日 ボックス (Bokksu) がプレミアムな日本の味をご自宅にお届け!!
  • PR クーポン ヘアサロン 2017年05月03日 ~全メニュー10%off~ 日本語対応可能なヘアサロン「エナ美容室」

PAGE TOP