【連載】やさしい保険のはなし vol.132「自動車保険について」

2017年11月13日
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車をローン、又はリースをしている場合

自動車をローンやリースをしている場合には、ローン会社、リース会社より保険の証明を要求されます。それぞれのケースで要求される保険の種類が違います。

<ローンの場合>

車をローンで購入すると、車のタイトル(一般にピンクスリップと呼ばれる書類)はローン会社が保有します。ローン返済が完了した時点でタイトルが顧客に送られてきます。このローン期間中に盗難や全損などを起こした場合に、ローン返済に焦げ付きが無い様にする為に保険加入を義務付けます。ローン会社は顧客の自動車保険に「Loss Payee」として名前を登録する事も要求してきます。自動車保険にLoss Payeeと登録する事によって、車が盗難や全損になった場合には保険金がまずローン返済に回されます。そして残った金額が顧客に支払われます。

ローン会社が必要とするのは車輌保険(Comprehensive & Collision)です。これは車に掛かる保険で盗難、火災、衝突などによって損害が生じた場合にカバーする保険です。この保険には免責(Deductible)があり、免責額までは自分で負担する必要があります。ローン会社はこの免責額まで指定してくる事もあります。$500までとか、$1000までと指定してくる事が多いようです。

<リースの場合>

リースの場合は、車の所有権はリース会社にあります。よって、事故を起こしてしまった場合には契約者だけでなく、リース会社に責任が生じる可能性もあります。リース会社は自分達を守る為に契約者に保険加入を義務付けます。ローンの場合は車輌保険だけですが、リースの場合は車輌保険に加え、対人・対物保険の加入も義務付けます。対人・対物保険の加入は法律で義務付けられていますが、殆どのリース会社は州の規定リミットよりも高いリミットを要求します。カリフォルニアの場合、州が定める最低リミットは対人一人に付き$15,000, 一事故最高$30,000,対物$5,000までですが、リース会社が要求するリミットは対人一人に付き$100,000, 一事故最高$300,000,対物$50,000.と高めに設定されています。(このリミットはリース会社によって異なります。)

リース会社は契約者の自動車保険に「Additional Insured」と「Loss Payee」として名前を登録するように要求します。Additional Insuredと登録すると、契約者が事故を起こし、リース会社が訴えられるような事になっとしても、契約者の保険でカバーされます。

ローン会社、リース会社が保険証明を要求する理由がお分かりになりましたでしょうか?ローン、リースの期間中はずっと保険が必要ですので、保険を切り替えた時にはローン、リース会社の名前を新しい保険に入れる事もお忘れなく。

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