【連載】帰国生のための中学・高校選びA to Z 第106回

2020年02月24日
文京女子コラム_650-423

小学生で帰国する場合の学校選び

 文部科学省の統計によると、2018年度に海外に在留している小学校相当年齢の児童は約6万人、その内、約1万5千人の児童が全日制の日本人学校で、約1万8千人の児童が補習授業校で学んでいます。また、2017年度中に帰国した児童は7,086人で、その内、約93%が公立小学校に在籍しています。2017年度の全国の小学校在籍児童の内、公立小学校在籍は約98%なので、帰国生が国私立の小学校を選択する比率が高いと言えます。

 公立小学校を選択する場合、在籍する小学校は住所地で決まります。その地域をよくご存じの場合は問題ありませんが、初めてお住まいになる地域に住所を定める場合には、その地域の小学校の様子を確認されることをお勧めします。公立小学校では文部科学省の学習指導要領に基づく教育が行われるので、どの学校でも受けられる教育は同じですが、在籍している児童の様子や校風などは異なる場合があります。お子さんが、その学校に馴染めるかどうかを、親子の目と耳で確かめるために、できれば事前に学校訪問をされると良いでしょう。公立小学校に入ったものの、馴染めず、住所を変更して異なる公立小学校に編入したり、私立小学校に編入したりしたという話を聞くこともあります。

 国私立小学校を選択する場合は、校風や児童の様子はもちろん、教育内容も異なることが多いので、ウェブサイトや入学案内パンフレットで情報を収集し、できれば、学校を訪問することをお勧めします。以下に、帰国生が多数在籍している国私立の小学校を紹介します。

 首都圏や近畿圏の学校が目立ちますが、ぐんま国際アカデミー、加藤学園暁秀、愛知教育大学附属名古屋、椙山女学園大学附属、福岡雙葉など地方の学校もあります。

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<執筆者>
丹羽 筆人(名古屋国際中学校・高等学校 アドミッションオフィサー北米地域担当 )
河合塾での指導経験を経て、米国ではCA・NY・NJ・MI州の補習校・学習塾にて指導。現在はサンディエゴ補習授業校教務主任。代表を務める「米日教育交流協議会」では、日本語・日本文化体験学習「サマーキャンプ in ぎふ」を実施。他に、河合塾北米事務所アドバイザー。
●お問い合わせ先:E-mail nihs@ujeec.org(名古屋国際中高)

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