日系焼肉店シカゴカルビ
1990年にオープンし、今年の9月1日で26年を迎える。オーナーである戸塚夫妻はシカゴ一ともいえるおしどり夫婦。26年前にやっとの思いで現在のコリアンタウンに場所を見つけ、日系焼肉店シカゴカルビをオープンさせた。
同店ではA5ランクの和牛を日本から取り寄せている。中西部で最高級の和牛をいただける場所は少なく、リピーター率が高いのが特徴。また日本人好みにアレンジしたサイドディッシュの韓国料理のファンも多い。そしてその味は、既にご存知の通りスポーツ選手など多くの著名人にも愛されている。店内に貼ってあるサイン色紙の数々。どうやら始まりは94年から98年までChicago Bullsのメンバーであったルーク・ロングリー選手だったようだ。彼が同店の味を絶賛し、チームメイトに勧めたことにより、一気に広まった。また同店の評判は日本のメディア関係者の間でも話題となり元New York Metsの柏田選手をはじめ多くの日本人選手が来店するようになったそうだ。当時和州牛は無かったが、日系企業の活躍によりここシカゴでも徐々に食べることができるようになったのであった。「和牛といえばシカゴカルビ」というのはこの頃から始まったようだ。有名人の来店がかなり多い店であるが、一般人へのサービスも格別。夫妻がこの26年間お客さまのことを考えこつこつと頑張ってこられた努力の結晶が、夫妻の温かい笑顔と一緒に至るところに見られる。
最近店内をリニューアルし、雰囲気が変わった。日本人が多いアーリントンハイツやオヘア空港、そしてシカゴダウンタウンからもアクセスしやすい同店へぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
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