【連載コラム】着物と遊ぼう、和に暮らそう。Vol.2

2019年03月18日
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『風呂敷ノススメ』

 はじめまして。
 前回Kujira Japanese Art & Craft Communityのオーガナイザー福井佐智子さんにご紹介いただきました、g to yの大藏優子と申します。
 g to yからは、『日本直輸入の粋な和の暮らしのおはなし』を発信いたします。(できるかな?)ひと月に一度、佐智子さんと交互にお目にかかります。どうぞよろしくお願いいたします。

 日本では、桜の開花がいつか?とか、今年のお花見はどこに行こうか?という話がちらほら聞こえてくる季節になりました。春は入学や卒業などお祝い事の多い季節で、お祝いを包む文化が日本にはあります。そんな春にお問い合わせの多いアイテムのひとつに「御祝儀袋」があります。g to yではヴィンテージなどの美しい着物をほどいて御祝儀袋を作っています。このように役割を終えた着物の布を何かに作りかえ、再利用を繰り返して作品を創作しています。こうした美しい着物の端切れを縫い合わせて、風呂敷を作ることもあります。『風呂敷ノススメ』では、様々な用途で使える風呂敷の使い方をご紹介したいと思います。

 処分するにはもったいない着物の端切れを縫い合わせた風呂敷は、ギフトラッピングにもおすすめです。日本酒のお土産などは、持ち手をつけたバッグのように包んでお渡しします 。感謝やお祝いの気持ちを、まるごと贈り物と一緒に包むのです。包装紙とは違い再利用でき、ゴミも減り地球にも優しいことで喜ばれます。

 また、風呂敷は旅先でも欠かせません。私のスーツケースを開けると、洋服や小物が包まれた風呂敷でいっぱいです。乱雑になりがちなスーツケースの中もスッと粋な佇まいになります。滞在中ではエコバッグやスカーフに変身します。たたんでしまえばコンパクト。超軽量でかさばらず、旅先で重宝します。

 最後に、今風呂敷は防災グッズとしても注目されています。頭巾、包帯、リュック、マスク、避難所での仕切り、赤ちゃんのだっこ用やおむつなど、いざというときに多彩に使えます。最近の風呂敷の中に防水・撥水機能付きのものあり、災害時にはシャワーやバケツとして活用できるものもあるそうです。

 さあ、あなたの引き出しの奥で眠っている風呂敷、是非ご活用下さいね。

左:着物をほどいて作った御祝儀袋、右:風呂敷ラッピング
左:端切れで作った風呂敷、右:着物の端切れで作った風呂敷

文・写真/大蔵優子

「着物と遊ぼう、和に暮らそう。」バックナンバーはこちらから。

<筆者 infomation>
福井佐智子
Kujira Japanese art & craft community 代表
シカゴ和風倶楽部、阿波踊りシカゴ美湖連等の活動に参加。
生き物を愛し、捏ねないパンを焼きます。
【website】kujira.weebly.com 
【Instagram】 @kujirarep
【Twitter】@kujirarep

g to y 大藏優子
日々庭仕事をしながら草花と暮らし、着物をほどいて和小物の創作をしています。
世界をきょろきょろ見渡しながら、日本人が持っている美意識や四季を楽しむこと、日々の暮らしを慈しむことを大切にしている二人です。
【Instagram】@gtoy_japan
【Facebook page】@gtoy.design

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